PowerPointでルビ(ふりがな)を入れたい
パワーポイントで、漢字の上にふりがなを入れる方法を紹介します。
WORDでは「ルビ」という機能で有名です。
結論から言うと、PowerPointではルビ機能がありません。
ただ、ルビ機能がなくても、ルビ機能があるWORD文書を挿入することはできます。
その仕組みを利用してPowerPointでルビを入れます。

1.オブジェクトを挿入
挿入メニュー→オブジェクト→Microsoft Word Objectの順に選択します。(黄線で囲んだところ)

選択後、スライド編集画面に戻りますが、その際にテキストエリアに似たような小ウインドウがでてきます。
ここのウインドウ内で文章を作成します。
2.WORD文書を作成する
出てきたウインドウ内にカーソルを置くと、これまでパワーポイントのメニューやリボンだったものが、WORDの方に変わりました。
このウインドウ内ではWORDが動いている形です。
WORDにはルビ機能があるので、ここで普通にルビを付けた文字を作成し完成したら、ウインドウ以外の部分をクリックし、WORDを終了します。

3.まとめ
手順としてはとてもシンプルです。図形などのオブジェクト挿入のような形でできるのでぜひ活用してみてください。
なぜ、PowerPointにはルビ機能が無いのでしょうかね・・・。
PowerPointで作成する資料はプレゼン用という前提があるので、きっとプレゼン資料にふりがなを振るような言葉は不要だ!不適切だ!なイメージなのでしょうかね。
ただ、最近は結婚式余興でのムービーや学校でのプレゼン資料などで、人の名前を羅列することが多く、その人名にはふりがなをつけたいという機会は多いと思うんですよ。
ちなみに、画像で使用したPowerPoint資料は、娘が漢字を覚えるよう車で流すムービーを作ったものです。
娘が好きな呪術廻戦のオープニング曲を流しながら、歌詞を流して、途中に学校のテスト対象である漢字を入れ込むというものです。
ビデオとしてエクスポート(保存)し、車で出かけるときに流しています。

画像に著作権などありそうなので小さめですが、アニメーションを駆使し、音楽と歌詞のページをぴったり合わせて、私の作業はとても多かったのですが・・・。
どうにか娘のやる気スイッチを常備灯くらいの明るさで照らすことができました。