給与天引きの固定費を確認 手取りの計算方法は?

2020年の家計簿

夫は会社員なので、給与をもらっています。

会社はエコ推奨のため給与明細はネットで確認し、紙では配付していません。

確認できるネットはもちろん会社のネットワーク内のみなので、私は給与が入った後に銀行口座で金額を確認しています。

この金額が、なんとなく手取りのイメージだったのですが、所得税以外にもいろいろと引かれているので確認してみました。

給与の手取り額の計算方法は?

手取りは給与の8割が目安。

よって、この目安との差が大きい場合は、引かれている額や、もらえる額の内容(手当など)を確認してみましょう。

では、実際にどのように計算していくか。

まずは会社から支給される総額【額面給与】を確認しましょう。

額面給与

額面給与の内訳としては、

  • 基本給
  • 残業代
  • 手当
  • 補助

これらが挙げられます。

残業代は普通時間の残業代、深夜や休日の残業代など、時間給が異なるのであれば項目が分かれているはずです。

手当は出張手当や家族手当など、会社によってさまざまですね。職種によっては危険手当など作業内容による手当もあるでしょう。

補助は通勤費補助などですね。

これら全てを合わせて額面給与となります。

求人などで給与:●●万円となっている場合、ここで表記されている額が基本給なのか額面給与なのか、確認しましょう。

控除額

次は、会社や国に取られる額です。取られるという表現は若干不適切かもしれませんが・・・。

  • 所得税
  • 住民税
  • 年金保険料
  • 健康保険料
  • 介護保険料
  • 雇用保険料
  • 労働組合費

おおよそこのような項目です。

会社によっては、退職金の積み立てや、寮に入っている人は住居費なども入ってきますね。

所得税

毎月の給与に対して引かれる額なので、毎月の給与に変動があれば所得税も変動します。

住民税

毎年6月に決定され、1年間分を12で割った額が毎月引かれるので、毎月定額です。

年金保険料

いわゆる、高齢になったときにもらえる年金システムによる控除です。私たちが高齢になったときにもらえるか分からないのに、まぁ、高額な保険料が引かれていますよ。えぇ。

健康保険料

会社による保険です。これは会社によって金額に差がでます。病院で出す保険証がこれによるものですね。

介護保険料

40歳以上が引かれるものです。

このように、名前だけみたらどういうものか分からない項目でやまほど引かれていますね。

我が家の給与天引きは

夫の額面給与と講座に振り込まれた額を見ると、振り込まれた額は給与の6割・・・。なんか引かれすぎてる??

上記の計算時の項目以外にひかれているものを確認してみた。

  • 生命保険料 1万円
  • 自動車保険 5千円
  • 個人拠出年金分 8千円
  • 特定健康保険料 1万円

生命保険料は、自分で入っている保険です。入社したときに(私たち夫婦は同じ会社に同期入社しました)、社内に生命保険のおばちゃん(生保レディのほうが響きが良いかしら)。20年前はこのように社内で保険に加入することがほとんどでした。さらに昔はお見合いの仲介までしてくれたとか・・・。

このように会社の許可があって入室している生保では保険料が給与天引きできます。

入社時に夫婦共に加入し、現在は夫は保険を見直し退会し、私の分だけが夫の給与から天引きされています。

自動車保険は、団体保険扱いになり格安です。実店舗がある大手の保険会社ですが、配偶者までの保証で、対人など相手方系には無制限など手厚い保証で毎月5000円。助かります。

個人拠出年金分は、これまでは会社が運営して年金分を増やしていたのですが、少しは自分で増やしてみたらと言う形です。

特定保険料と合わせて、詳細はあまり分かりません。

家計簿での扱い

まとめてみると、給与天引きされている生命保険料と自動車保険料は、家計簿における固定費に入れないといけないですね。

収入が上がり、支出が増えるので、収支には全く影響がないです。

しかし、家計として、何にどのくらいの金額がかかっているかを把握することが大切です。

私の生命保険も見直さないといけないな・・・。

Posted by ichinosenanami